牛たんとろろ麦めしねぎし銀座並木通り店｜厚切り・薄切り・赤身を一度に！牛たん食べ比べランチ

ランチに3色じゃ！奮発じゃ〜い！
しろたん厚切り、しろたん薄切り、あかたん（がんこ）

がんこちゃんセット♪薄切りタンでござんす。

歯ごたえばっちり安定の牛タン定食。

これにトロロ、麦飯、テールスープ。

牛たん好きにはたまらない「ねぎし銀座並木通り店」でのランチは、贅沢と安心感が同居する時間だった。まず注文したのは「牛たん3色盛り」。しろたんの厚切り・薄切り、そしてあかたん。目の前に並んだ瞬間、牛たんという食材の持つ幅広い表情を見せつけられた気分になる。厚切りしろたんは驚くほど弾力があり、じっくり噛むごとに濃い旨みが口に広がる。薄切りしろたんは歯切れよく、塩加減と香ばしい焼き目でご飯がどんどん進む。あかたんは脂身控えめで赤身の旨さが際立ち、どこかワインに合いそうな大人の味わい。3種を順番に食べ比べるのは、コース料理を楽しんでいるような贅沢感があり、「奮発してよかった」と心から思わせてくれる。

一方で「牛たん定食（がんこちゃんセット）」は、ねぎしの真骨頂。安定感抜群の薄切り牛たんは、表面が香ばしく焼かれ、噛むとしっかりとした歯ごたえの後に、肉の旨みがじんわりとやってくる。付け合わせのとろろを麦飯にかければ、つるっとした食感と牛たんの力強さが見事に調和。さらに、深みのあるテールスープが全体を包み込むようにまとめてくれる。この組み合わせは長年愛されてきた理由がよくわかるし、レビューでも多くの人が支持しているのも頷ける。

店内は銀座らしい落ち着きがありながら、ランチタイムは会社員や買い物途中の人々で賑わっていた。カウンター席では一人で牛たんを楽しむ人も多く、テーブル席ではグループや家族連れが談笑している。スタッフは明るくテキパキとした接客で、料理をよりおいしく感じさせてくれるのが印象的だった。特に「追加でご飯いかがですか？」とさりげなく声をかけてくれる気配りが嬉しい。

何より心に残ったのは、厚切り・薄切り・赤身と、ひと口ごとに変わる牛たんの世界を一度に堪能できたこと。次に訪れるときは、また違う組み合わせや限定メニューも食べてみたいと思わせる、満足感の高い食事だった。