当たり!美味い♪ ピンチョス?洋風のオシャレ串揚げみたいな。
生麩のピンチョスはうまかったな〜♪ キノコと分厚いベーコンの和風パエリア☆ 醤油のお出汁を感じる嬉しい味♪ 珍しいね。
間違いないわ〜 この立地で、思ったよりお安い。
店員さんも丁寧で最後の見送りまで含めて、申し訳なくなるくらい素晴らしいホスピタリティ☆

場所はキャットストリート近くの静かな路地裏。表参道の喧騒を抜けて数分、隠れ家のような佇まいのその店に一歩入ると、ウッドとアイアンを基調にした温もりある空間が広がります。おしゃれすぎず、気取らず、それでいてセンスのいい空間。カウンター席の他、テーブル席もゆったり配置されていて、一人でも、友人とでも、ふらっと立ち寄れる雰囲気がとても好印象でした。
まずは「生麩のピンチョス」。運ばれてきた瞬間、そのビジュアルに目を奪われました。つややかな生麩に、ほんのり焼き目が入り、上にはわさび風味の白味噌ソースがちょこん。口に入れた瞬間、外は香ばしく中はもっちり、さらにソースのやさしい塩気と鼻に抜けるわさびの香りが絶妙にマッチ。これは完全に“和”なのに、なぜかピンチョスという形で成立してるのが面白い。ワインとの相性も抜群でした。
続いての「キノコと分厚いベーコンの醤油出汁の和風パエリア」が、衝撃の美味しさでした。まず目に飛び込んでくるのは、ドーンと存在感あるベーコンの塊。これがまた絶妙な火入れで、表面はカリッ、中はじゅわっ。そしてその下に敷き詰められたパエリアは、炊き込みごはんのような懐かしさを感じる香ばしい醤油出汁ベース。キノコの旨みと出汁が一粒一粒に染み込んでいて、スプーンが止まらない。しかも、パエリアの底にできた“おこげ”がまたたまらない香ばしさ。スペインの料理なのに、まるで実家の台所のような安心感。
他にも、旬の魚介を使ったアヒージョや、酒粕を使ったブランマンジェなど、和の素材をさりげなく使った創作タパスがいくつもありました。次回は「カラスミと青さ海苔のクリームリゾット」が気になっています。これも絶対間違いない組み合わせでしょう。
スタッフの方々もとても感じがよく、料理の説明を丁寧にしてくれたり、こちらのペースを見ながら絶妙なタイミングで料理を出してくれる心配りがありました。客層は表参道らしく、おしゃれな大人が多め。デートや女子会、もちろん一人ごはんにもぴったりな落ち着いた空気感。
嬉しかったのは、見た目も美しく創作性に富んだ料理が「しっかり美味しい」こと。奇をてらっただけではなく、きちんと素材の良さと技術が感じられるところ。和と洋の境界を軽やかに飛び越えながらも、それぞれの良さをしっかりと残しているバッカスのセンスです。







| 電話番号 | 03-5468-7750 |
| 営業時間 | [月~木・土・日] 11:30〜23:00 LO22:00 [金] 11:30〜23:30 LO22:30 |
| 定休日 | 毎年1月1日 毎年12月31日 |
| 住所 | 東京都港区北青山3-8-12 |
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