うまい！寒い日に生姜ラーメン☆体が熱い♪ 表層の脂のおかげかなかなか冷めない。
しっかりした醤油の生姜スープ。
薄めの平打ち麺でトータル、うどんを食べてるようなw 巣鴨にて。
桜の湯に向かいます。
ラーメンに生姜を入れるのって、ただの“薬味”じゃなかったんだ。巣鴨の「らぁめん 生姜は文化。」でいただいた一杯は、まさにその概念を根底からひっくり返してくれるような体験でした。看板メニューの「生姜醤油ラーメン」は、湯気からもう生姜の香りがブワッと鼻腔をくすぐってきて、これはただ者じゃないと着丼前から確信。
スープをひと口。やさしい口当たりの中に、生姜がピリリと効いていて、体の芯から温まるような感覚。動物系のスープとキレのある醤油ダレがベースになっているのに、生姜が加わることで重たくならず、むしろ後味はさっぱり。油のコクと生姜の清涼感が交差するそのバランス感覚、まるでジャズセッションみたいな心地よさです。
麺は中太のストレート。つるんとしていてスープの絡みもよく、ひと口ごとに生姜の香りとともに、じんわりとした旨みが追いかけてきます。トッピングはチャーシュー、メンマ、ネギ、そして主役級のすりおろし生姜が中央にドン！ スープに溶かしていくごとに、じわじわと辛味と香りが増していって、食べ進めるほどに印象が変わっていくんです。これがもう楽しい。
ちなみにお昼時に伺ったのですが、地元の常連さんらしき方々で店内はほぼ満席。店員さんの対応がとても丁寧で、テキパキしつつも温かさがある。券売機制ですが、初心者にもわかりやすく説明してくれるのがありがたいですね。
店内はカウンター中心で、明るく清潔。内装は木目が基調で、ラーメン店らしからぬ落ち着きもあります。「巣鴨のおばあちゃんの原宿」のイメージとは少し異なる、若者も通いたくなる空間。
レビューの中で特に語りたいのは、この一杯が“ヘルシー志向”とも“ジャンキー志向”とも違う、唯一無二のジャンルに位置しているということ。生姜ラーメン＝あっさりのイメージを、ここではしっかりしたコクと厚みで裏切りつつも、胃もたれゼロの爽快感を持たせてくる。このギャップがたまらない。
次は生姜つけ麺や限定メニューも気になるところ。生姜の新しい扉を開けたくなったら、また来よう。いや、むしろ通って“文化”を深めたくなる、そんなお店でした。
| 電話番号 | 03-3942-1112 |
| 営業時間 | [月~水・金・土・日・祝] 11:00〜15:00 |
| 定休日 | 毎週木曜日 17時〜食材切れ終了 |
| 住所 | 東京都文京区本駒込６-６-２ 沢谷ビル１F |
| ホームページ | https://twitter.com/nosionolife |
