うまい!意外と薄味でやさしい味の魚介とんこつラーメンだわ〜 玉ねぎの甘みととんこつに魚介の和味。
数年前に食べた記憶はとんこつが強いものの、魚介も豚骨も強めの印象だったけど、スタンスが変わったのかな。
朝メシ代わりに到着直後にラーメン滑走路へ。
人気店なのでかまえて行ったら入口入ってすぐ左にあってびっくり!


飛行機に乗る前に、もしくは着いたばかりで福岡の風を感じたい。そんな瞬間にぴったりの一杯が、福岡空港の国内線ターミナルに待っている。「ラーメン海鳴(うなり) 福岡空港店」のとんこつラーメンは、ただの“空港メシ”では語れない、立派な“福岡代表の一杯”だ。
提供されたラーメンは、正統派のビジュアル。湯気の向こうから漂ってくる、豚骨ならではのコクと甘みを感じさせる香りに、気持ちはすでに福岡ラーメン街道まっしぐら。レンゲでスープをひと口すすると、濃厚なのに口当たりはまろやかで、鼻から抜ける豚骨の香りがなんとも上品。脂っぽさは控えめながらも、旨味はしっかりと輪郭を描いている。やはり、ここも“海鳴らしさ”が生きている。
細麺は低加水のストレートで、博多ラーメンらしく硬めでパツンとした歯切れ。スープとの絡みもよく、まるで計算されたようなバランス。麺量は空港利用客向けにか、若干軽めに感じたが、それが逆に“替え玉したい欲”を掻き立てる。
チャーシューはやや薄めながらも脂身と赤身のバランスがよく、スープの中に沈めることで程よく温まり、しっとりとした食感に。メンマではなくキクラゲが添えられているのも、博多ラーメンらしさを醸し出すポイント。卓上の紅生姜、ゴマ、高菜で味変も可能で、自分好みにカスタマイズできるのもうれしい。
何より嬉しかったのが、空港店にもかかわらず、味が妥協されていないこと。「とりあえず空港でラーメン」ではなく、「空港でしっかり福岡の味を届けよう」という気概を感じるクオリティ。これは旅行の始まりや終わりを締めくくるにふさわしい一杯。
カウンター席が中心で、一人でも入りやすい作り。海外旅行客やスーツ姿の出張サラリーマンなど、客層は多国籍かつ多目的。スタッフさんの対応も手際が良く、英語対応の姿も見かけて「さすが国際空港!」と心の中で拍手。
レビューで「空港のレベルを超えてる」「時間がなくてもここは寄りたい」と絶賛されていた理由が、しっかり腑に落ちました。
| 電話番号 | 092-612-1102 |
| 営業時間 | [全日] 10:00〜21:45 |
| 定休日 | 無休 |
| 住所 | 福岡県福岡市博多区下臼井782-1 福岡空港国内線ターミナル ビル3F |
| ホームページ | https://ramen-unari.com/fukuoka-airport/ |