炭火炙り親子丼☆ レバーの有無を聞かれたが、せっかくなので有りに♪ 美味い♪なるほど、人気も納得や。
親子丼って、どこでも食べられるようでいて、本当に「記憶に残る一杯」にはなかなか出会えない。けれど、この店の炭火炙り親子丼は、ひと口目からその記憶を塗り替えてきました。
やってきたのは、田町駅から徒歩数分の場所にある「佐賀県三瀬村 ふもと赤鶏 田町本店」。外観は温かみのある木調で、店名に込められた“地鶏への誇り”がにじみ出るような雰囲気。店内に足を踏み入れると、カウンター中心の落ち着いた空間で、香ばしい炭火の香りがふわっと鼻をくすぐります。ああ、この時点で既にお腹はスタンバイOK。
注文したのはもちろん、名物の「炭火炙り親子丼」。提供時に「レバー入りにしますか？」と聞かれ、「もちろんお願いします！」と即答。こういう聞き方をしてくれるのも、食べる人の好みにちゃんと寄り添ってくれていて好印象。
で、届いた親子丼、見た瞬間「おおぉ…」と声が出る。表面に炭火で軽く炙られた赤鶏の切り身がドンと乗り、見るからに香ばしさが伝わってくる。卵はトロッと半熟で、黄身がとろけて炙り鶏にまとわりつく。その下にはふっくらごはん。そして、心して口に運んだら——なるほど、これは人気が出るはずだ。
炭火の香りと地鶏のうま味が力強く、卵のまろやかさがそれをやさしく包む。レバーもクセがなくてとても柔らかく、噛んだ瞬間ふわっと広がるコクに「おぉ…」とまた唸る。よくある親子丼のレバーとは全然違う、“主役級”の存在感。全体のバランスもよく、塩梅がちょうど良い。濃すぎず、でもちゃんと深みがある。これは…スプーンが止まらない。
味噌汁や小鉢も丁寧に作られていて、どれもハズレなし。細部までちゃんと仕事がされているのが分かります。店内の客層は男性客多めながら、女性の一人客もちらほら。カウンター中心の造りは、おひとりさまでも落ち着いて食べられる雰囲気です。
スタッフの方の対応も気持ちがよくて、注文時も丁寧にメニューの説明をしてくれました。少し混み合っていましたが、忙しそうな中でも笑顔を忘れない接客はさすが。そう、食事って味だけじゃなくて、こういう空気感込みで「また来たい」になるんですよね。
レビューとして言うなら、この炙り親子丼は「親子丼のアップデート版」。定番なのに、新鮮な驚きがある。そういう料理に出会えるのは幸せだなと、しみじみ思える一杯でした。
| 電話番号 | 03-5419-4101 |
| 営業時間 | [月~金] ランチ:11:30〜14:00 LO13:30 ディナー:17:00〜23:30 LO23:00 [土] ランチ:17:00〜23:00 LO22:30 ディナー:17:00〜23:00 LO22:30 |
| 定休日 | 毎週日曜日 祝日 |
| 住所 | 東京都港区芝浦３-１１-１０ エタニ ビル B１F |
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