ひさびさだな~2年ぶりかも。
意外に腹八分目で食えた。
不思議だな~また通いたくなる。
太麺とこのスープの相性?なんでだー

歌舞伎町の夜を背負うようにして立つ、「ラーメン二郎 歌舞伎町店」。その一杯には、闇でも光でもない“生命力”のようなものが込められていた。今回は、そんな“ジロリアンの聖地”とも言える歌舞伎町二郎で、「ラーメン」をいただいてきました。
この日の一杯は、小ラーメン。とはいえ、世間一般の“ラーメン”とはまるで別ジャンル。「並」でこのボリューム!?という迫力。山のように盛られたもやしとキャベツ、その頂ににんにくの雪が舞うようにトッピングされていました。ヤサイコールは控えめに「そのまま」で。初めての方はまずこれが鉄則。
スープは、非乳化タイプ寄りの軽めな豚骨醤油。ギトギト過ぎず、でもパンチはしっかり。豚の旨みがじわりと染みる。麺は、二郎おなじみのごんぶと平打ち縮れ麺。もはや“食う”というより“格闘”といっていいワシワシ感。スープを絡めて喰らうと、一気に血流がぶわっと活性化されていく気がして、自然と背筋が伸びる。
ブタ(チャーシュー)はホロホロで柔らかく、脂身と赤身のバランスも良し。ときおりスープの中に沈んでいて、発掘感がまた楽しい。スープを吸ったヤサイと一緒に食べると、まるでラーメンというより「一品料理」のような満足感があります。
お店の中はコンパクトで、L字型のカウンターのみ。歌舞伎町という土地柄、夜遅くでもにぎわっていて、若者やサラリーマン、外国人旅行客も多く見かけました。スタッフの方は忙しそうながらもテキパキと捌いていて、にんにくの確認なども丁寧でした。
何が嬉しいって、この歌舞伎町という街の中で、深夜でもこのクオリティのラーメンが食べられるということ。そして「ラーメン」とは何か?という原点に立ち返らせてくれるような存在感が、やっぱり二郎にはある。
食後はしばらく放心状態。だけど、胃の奥にずっしりと満足感が残る。まさに“レビューを書かずにいられない一杯”でした。
| 電話番号 | 03-3205-1726 |
| 営業時間 | 11:30 - 02:30 |
| 定休日 | 水 |
| 住所 | 東京都新宿区歌舞伎町2-37-5 日新ビル 1F |
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