もちろん、コロッケそば☆
正体は、、、ん?豆腐?おでんに入ってる五目がんも?そんな感じだww


銀座の路地裏、老舗感漂う「そば所 よし田」でいただいたのは、なんともユニークな「コロッケそば」。この一杯、ただのコロッケではありません。運ばれてきた瞬間に、「あれ?これ、普通のポテトコロッケじゃないぞ…」と気づく。箸で割ってみてビックリ。中から出てきたのは、まるでおでんに入っている五目がんも!豆腐ベースのやさしい食感に、ほんのり甘辛い出汁の風味が染み込んでいる。コロッケというより「がんも天そば」とでも呼びたい、そんな一品でした。
見た目はまるっとしたコロッケ。でも衣はサクッとしておらず、つゆをしっかり吸ってじゅんわり。これがまた、そばとの相性バツグン。そばは細めで、するりと口に運べる江戸らしいキリッとした仕上がり。つゆは濃すぎず薄すぎず、ちょうどいい塩梅で、がんも風コロッケとの相乗効果がすごい。
お昼どきには、スーツ姿の会社員で賑わうこのお店。立ち食いに近いカウンター主体の作りだが、どこか落ち着きがあって、せわしない銀座の中でもホッとひと息つける空間。スタッフの対応もていねいで、注文してから提供されるまでがとてもスピーディー。あっという間に「ほっとする一杯」が目の前に出てくる。
他のメニューには、定番のたぬきそばやかき揚げそば、夏限定の冷やしそばなどもある模様。常連っぽいおじさんが「今日はやっぱり山かけでね」と言っていたのが印象的でした。
店の外観は昔ながらのそば屋然とした雰囲気で、派手さはないけれど、暖簾をくぐると「おっ、ちゃんとした仕事してるな」と感じる空気が流れてる。厨房からはジュワッと揚げる音がして、つい食欲をそそられる。
特に嬉しかったのは、「コロッケ」という一見ジャンキーなメニューの裏切られっぷり。いや、良い意味で裏切られました。まさか豆腐ベースの五目がんも的な具材でくるとは…。これだから食べ歩きはやめられない。こういう「意外性と優しさのあるそば」って、なんか心に残るんですよね。
今回のレビューでも触れておきたいのは、「そば所 よし田」の地元感。銀座という高級な街にありながら、地に足ついたリーズナブルさと、確かな味。日常の中に溶け込んだ“贅沢ではない贅沢”って、こういう店にあるのかも。
| 電話番号 | |
| 営業時間 | [月~金] 11:30〜22:00 LO21:30 [土・祝] 11:30〜21:00 LO20:30 |
| 定休日 | 毎週日曜日 |
| 住所 | 東京都中央区銀座7-7-8 よし田ビル |
| ホームページ | http://www.yoshidasoba.jp/store/index.html |