串カツは小振りで衣で膨らんでいるが、この衣が甘くてやわらかい♪ソースも甘い♪ うまいわ〜甘いわ〜もう一本串カツ追加で! キャベツ&ソースも甘く感じる。
とり?唐揚げ?塩でいただきます♪ 揚げたての串を持ってしまって熱くて震えたぜww れんこんは厚さがあり、野菜の甘さも感じる♪ 6本で烏龍茶で1300円☆さくっとひとり飯。
すばらし〜! 18時ちょい前。
2組待ちだが20分くらち待ったかな〜 カウンターだけだし、回転は悪そう。
店を出たらもう15人は並んでた。

大阪・新世界エリア、ディープな魅力がぎゅっと詰まった動物園前において、地元民に“本当に美味しい串カツ屋”として長年愛されているのが《串かつ 越源》。派手な看板や観光客向けのキャッチコピーなど一切なく、静かに、しかし堂々と暖簾を掲げるその姿には、ちょっとした緊張感すら漂います。そして実際に食べてみると、「これはもう、教えたくないレベル…」と心から思える名店でした。
今回いただいたのは、定番の串カツに加え、唐揚げのような存在感の「とり」、ぷりぷりのえび、シャキッと感がたまらないれんこん、そして大阪名物・紅生姜。どれも一見シンプルながら、細部まで心を奪われる美味しさ。
まず「串カツ」。衣は極めて薄く、カラッと軽やかに揚がっており、油っぽさは皆無。ソースも薄付きで、素材の味を邪魔しない。牛肉の旨味がじゅわっとにじみ出て、口の中に広がった瞬間、思わず「うまっ…」と声が漏れるほど。
特筆すべきは「とり」。串カツ屋の鶏といえば一般的にはさっぱりしたムネやささみが多いですが、越源の「とり」は一線を画す存在。なんと、唐揚げかと思うほどのボリューム感で、衣の中にはジューシーなモモ肉。ひと口噛むと、皮目の香ばしさと肉汁がじゅわ~っと溢れ、思わずビールが欲しくなる…。串カツの枠を飛び越えて、「これは鶏料理として一品で成立してる」と思わせてくれる完成度でした。
えびはプリッとした食感と甘みが絶妙。れんこんは衣のサクサク感と中のシャキシャキ食感のコントラストが最高で、箸休めにもぴったり。そして紅生姜はまさに関西らしい串。ピリッとした辛味と衣の香ばしさが相まって、全体の味の流れにアクセントをつけてくれます。
カウンターのみの小さなお店で、揚げ場を挟んで職人さんとの距離も近く、目の前で繰り広げられる“揚げのライブ”は臨場感たっぷり。注文も食べるペースも、店主のリズムに自然と合わせたくなる。そんな空気感がまた、心地いいんです。
そして越源の何より素晴らしいところは、「静かな自信」が全体から感じられること。派手さやSNS映えはないけれど、1本1本の串に、丁寧に、そして誠実に向き合っているのが伝わってきます。レビューを書くのが惜しいくらい、でも書かずにはいられない。そんな衝動に駆られる味と空気。

| 電話番号 | 06-6631-2696 |
| 営業時間 | [月~水・金・土・日・祝] 12:00〜21:00 LO20:30 |
| 定休日 | 毎週木曜日 |
| 住所 | 大阪府大阪市浪速区恵美須東2-3-9 |
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