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Webディレクターの食べ歩き/1981年生まれがラーメンやB級グルメをレビュー

横綱 新世界本店|動物園前|串カツ、どて焼き、とん平焼きなど大阪満喫

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串カツ、どて焼き、とん平焼き、大阪的な食べ物を大抵食べれる総合飲み屋☆

とろけるとん平焼きに感動〜☆ 遅くまでやってるのが嬉しい〜♪

周りの串カツ屋は年末でそもそもやってなかったり、やってても20時半に閉まる。

そんな中、この店に助けられました♪ 広くて賑わってる。

新世界といえば通天閣、そして串カツ。そんな観光とグルメが混ざり合う大阪屈指の“食の名所”で、ひときわ目立つ赤提灯と巨大な看板が目印の「横綱 新世界本店」。どこかテーマパークのような賑やかさと、老舗ならではの安定感をあわせ持つこのお店で、串カツ・どて焼き・とん平焼きという鉄板の三連コンボを堪能してきました。

まずは何はなくとも「串カツ」から。定番の牛串を筆頭に、海老、うずら、レンコンなどを注文。どれも1本1本がしっかりとしたサイズ感で、衣は薄めながらもサクッと軽やか。とくに印象的だったのは、油のキレの良さ。大衆店にありがちな“重さ”が一切なく、食べ進める手が止まりません。もちろんソースは大阪名物・二度づけ禁止のスタイル。ちょんと一度くぐらせるだけで、ちょうどよく味が決まる濃度もさすがです。

そして「どて焼き」。これがまた、甘辛い白味噌ベースで煮込まれた牛すじがトロットロ。スジというより“煮込み肉”と言いたくなるほど柔らかく、口に入れた瞬間にほろっとほどけて、味噌のコクとともに広がる深い旨味。串カツの合間にちょっとつまむには贅沢すぎるほどで、これはもはや一品料理として成立する完成度。七味を少しふると味が引き締まり、ビールが加速します。

さらに「とん平焼き」。鉄板に広がる卵の香ばしい香りにやられながら、じゅわっと焼き上がった豚肉を巻き込んだスタイル。外はふわふわ、中はジューシー。ソースとマヨネーズがたっぷりかかっていて、背徳感満載の味わいなのに、なぜかペロリといけてしまう不思議さ。口の中で甘辛い豚肉ととろけた卵が一体になり、気づけば鉄板が空になっている…。そんな“魔性のサイドメニュー”です。

店内は賑やかで、提灯や手書きメニュー、巨大な横綱人形などが所狭しと飾られており、まさに“これぞ新世界!”と叫びたくなる雰囲気。観光客、地元のファミリー、サラリーマンが一緒になって飲んで食べて笑っている空間は、まさに「串カツ文化の見本市」。店員さんも活気があり、テンポの良い接客と親しみやすさで、初めてでも自然とリラックスできます。

レビューとして書き残したいのは、「味と空気がちゃんと融合している店」だということ。ただ串カツがうまいだけじゃない。この新世界という街のにおいや人情、笑い声までもが、一皿一皿の串に込められている気がする。そんな気持ちにさせてくれるのが、横綱のすごさです。

 

横綱 新世界本店 の店舗情報
電話番号 06-6631-4527
営業時間 24時間営業
定休日 無休
住所 大阪府大阪市浪速区恵美須東2-4-11
ホームページ http://www.4527.jp/