










九州黒太鼓 池袋で、B1の入り口から竹林をくぐり抜け、いつもの男3人で忘年会をしてきた。池袋の喧騒から一段階スッと切り替わるこの導線がいい。地下に降りた瞬間、今日はしっかり飲んで食べる夜だな、と気持ちが整う。
名物の元祖 肉鍋。通称「肉タワー」。瑞々しいキャベツをこれでもかというほど積み上げ、その上から豚肩ロース肉を一枚一枚丁寧に巻き付けていく構成。ニンニクと唐辛子が効いた旨辛スープがたっぷり注がれ、仕上げにネギと糸唐辛子。見た目のインパクトが強烈で、鍋が運ばれてきた瞬間、全員スマホを構える流れになるのも納得だ。
火を入れるとキャベツがじわっと沈み、豚肉の旨みがスープに溶け込んでいく。辛さはしっかりあるけど、ただ辛いだけじゃなく、コクと甘みも感じるバランス型。これは箸が止まらない。〆は雑炊とちゃんぽん麺の両方を選択。雑炊でスープの旨みを余すことなく味わい、ちゃんぽん麺で満腹感をしっかり回収。満足度が段違いに高い鍋だった。
天草大王のごろ焼き。もも・レバー・ハツの3種盛りで、それぞれの個性がはっきりしている。炭火で焼かれ、落ちた脂が煙になって身を包み込むことで、香ばしさと旨みが一段階引き上げられている。特にレバーは臭みが一切なく、ふっくらとした食感が印象的だった。
一品料理も九州色が濃くて楽しい。「うつぼポン酢」は、独特のコリッとした歯ごたえがクセになる一皿。ポン酢の酸味が後味を軽くしてくれる。
辛子レンコンはピリッとした辛さが心地よく、お酒の合間のアクセントにちょうどいい。
たたき胡瓜は箸休めとして優秀で、会話のテンポを崩さない存在。
馬刺し岩海苔ユッケは、馬刺しの甘みと岩海苔の香りが合わさり、思わず日本酒を呼んでしまう味。
ここで合わせたのが「よこやま 純米吟醸」。フルーティさとキレの良さがあり、濃い味付けの料理とも相性がいい。この組み合わせは、この日のレビューの中でもかなり評価が高かった。
デザートはくまモンアイス。見た目のかわいさとは裏腹に、甘さ控えめでしっかり〆てくれる。最後まで食事の流れを邪魔しないのが好印象だった。
店内は竹や木材を使った内装で、落ち着きがありつつも宴会向き。席もゆったりしていて、男3人で鍋を囲んでも窮屈さは感じない。スタッフの対応も丁寧で、料理の出るタイミングや説明もスムーズ。飲み会に集中できる環境が整っている。
九州のうまいもんを一気に楽しみたい夜、しっかり食べてしっかり飲みたい忘年会には、かなり使い勝手のいい一軒。肉鍋の破壊力はもちろん、焼き物や一品料理まで抜かりなく揃っているのが嬉しい。池袋で九州料理を選ぶなら、候補に入れておいて間違いない。
| 電話番号 | 03-3985-2191 |
| 営業時間 | 月〜金 17:00〜23:00/土日祝 16:00〜23:00 |
| 定休日 | |
| 住所 | 東京都豊島区南池袋2-16-8 鈴和ビルB1F |
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