ゲソの刺身の踊り食いは面白かった 一番うまかったのは、甘くて柔らか〜天ぷらでした♪








新宿の雑踏の中で、ひときわ海の香りを感じさせるのが「いかセンター」。名前の通り、イカをとことん楽しませてくれる専門店で、海好きとしては一度足を運んでみたかったお店です。今回いただいたのは「ゲソの刺身の踊り食い」と「イカの天ぷら」。その両方で、改めてイカの奥深さに感動しました。
まず「ゲソの刺身の踊り食い」。透明感のあるゲソが新鮮そのもので、口に含むとぷりっとした食感が心地よい。ほんのり甘さがありながら、海の香りが鼻を抜けていきます。まだ動きを残したまま供される姿はインパクト抜群で、まさにこの店ならではの体験型の一品。口の中で“生きている”と感じられるほどの鮮度の高さに驚きました。
続いて「イカの天ぷら」。こちらは刺身とはまったく違う楽しみ方。衣は薄くサクッと軽く、噛むと中からイカの柔らかさと旨味がふわっと広がります。揚げたことで甘みが引き立ち、日本酒との相性もばっちり。脂っこさを感じない仕上がりで、何個でも食べたくなる危険な美味しさでした。
店内は漁港の市場を思わせるような活気にあふれた雰囲気。大きな生け簀が中央に構えられており、注文が入るとスタッフさんが手際よくイカをすくい上げる。そのライブ感が、食事にさらに特別感を添えてくれます。テーブル席は広めで、グループで訪れても居心地よく楽しめる設計。カウンター席もあるので、一人でふらりと立ち寄っても十分楽しめそうです。
スタッフの方々は元気でテンポのよい接客。料理を出す時に「こちら、まだ元気ですよ!」と笑顔で声をかけてくれたのが印象的でした。お客さんの多くは会社帰りのグループや友人同士で、テーブルごとに「うわぁ!」と歓声が上がるシーンが何度もあり、店全体が一体となって盛り上がっていました。
メニューを眺めると、イカ料理のバリエーションが本当に豊富。刺身、天ぷら、塩辛、沖漬け、さらにはイカ焼きまで。イカだけでこれほど展開できるのかと驚かされます。次回はぜひ、名物の姿造りや、イカ墨を使った料理にも挑戦したいところ。
「いかセンター」で過ごした時間は、ただ食べるだけでなく、鮮度と調理の工夫、そして空間演出まで含めて“イカ尽くしの体験”でした。改めてレビューとして振り返ると、ここは「イカ好きの聖地」と言ってもいいお店。新宿で少し特別な時間を過ごしたい時、友人を驚かせたい時にぴったりです。
| 電話番号 | 03-3366-2600 |
| 営業時間 | [月~金・土] ディナー:17:30〜23:00 LO22:00 [日・祝] ディナー:15:00〜22:00 LO21:30 |
| 定休日 | 無休 ・年末年始 ・連休中日の日曜日は17:30〜23:00 |
| 住所 | 東京都新宿区西新宿7-10-13 ガイアビル5F |
| ホームページ | http://www.ikacenter.com/ |