特産の椿を使った椿フォンデュ!セルフで食材を衣をつけて、椿油で揚げます。
塩で食べるのが気に入った♪ 明日葉は衣は付けすぎず、さらっと2、3秒揚げてすぐ出す。
あとは余熱でいい感じ♪と、おばちゃんに教わりました。
なるほど、天ぷら素人でもいい感じ♪ @伊豆大島

伊豆大島といえば椿。その椿を使った名物料理「椿フォンデュ」を、大島温泉ホテル内のお食事処「さるびあ」で体験してきました。これがとてもユニークで楽しい食事で、心からおすすめしたい。
フォンデュと聞くとチーズやチョコを思い浮かべる方も多いと思いますが、ここでは「椿油」でいただくのがポイント。卓上の小鍋に椿油が熱せられ、そこに自分で食材を衣にくぐらせてサッと揚げるスタイルです。油そのものが香り高く、揚げるときに立ちのぼるふんわり甘い香りが食欲をそそる。
まず感動したのが、明日葉。衣は軽くまとわせる程度で、熱々の椿油にサッと入れて2〜3秒。すぐに引き上げると、余熱でちょうどいい火加減に仕上がり、シャキッとした青々しさを残しつつ、ほんのり香ばしくなる。この瞬間の美味しさは、まさに大島でしか味わえない特別なもの。塩をぱらりと振って口に入れると、衣のサクッとした軽さと明日葉の爽やかな苦みが絶妙で、箸が止まらなくなる。
その他にも魚介や野菜、肉など多彩な食材を自分好みに揚げられるのが、この料理の醍醐味。椿油はサラッとしているので胃もたれせず、塩で食べても、ソースで変化をつけても飽きない。セルフで揚げるスタイルだからこそ「揚げ加減を見極める楽しみ」があり、食事そのものが一つの体験になっている。
ホテルのレストランは窓が大きく開けていて、海と山の景色を眺めながらいただけるのも贅沢。温泉宿らしい落ち着いた雰囲気の中、熱々の椿フォンデュを囲んでいると、旅の特別感がぐっと増す。スタッフの方も椿油の使い方や食材ごとの揚げ方のコツを丁寧に教えてくれるので、初めてでも安心して楽しめた。
特に嬉しかったのは、ただ「食べる」だけではなく「作る楽しみ」があること。揚げたてを頬張る瞬間の幸福感は格別で、旅の思い出として強く心に残る。レビューとしても強調したいのは、椿油の軽やかさと香り、そして揚げたてを自分で味わうライブ感だ。伊豆大島に来たら、これは外せない体験料理だと思う。
| 電話番号 | 04992-2-1673 |
| 営業時間 | |
| 定休日 | |
| 住所 | 東京都大島町泉津木積場−35 |
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