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Webディレクターの食べ歩き/1981年生まれがラーメンやB級グルメをレビュー

辺銀食堂|石垣島|ジャージャンすぱとラー油の魔法。“島の食”を遊ぶ場所だった

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石垣島のたべるラー油で有名なお店。

んが、そこまでラー油をおしているわけではなく、島の料理がもれなくオシャレに楽しめる♪ 大当たり!メニューが面白い♪ ジャージャンすぱ:ラー油目当てで! 野菜グァバと胡桃のサラダ:グァバ?野菜バージョンなので、瓜のような、メロンのような?  5色の島水餃子:ウコン、イカスミ、クロレラ、小麦粉、赤ピーマンの皮♪ そして、このお好み焼きみたいのは、芋の千切りでできていて、なんだっけなあww テーブルのラー油、ニンニク油、黒酢で楽しむ♪ 天井が高く、モダンなおしゃれレストランのよう。

ちょっと暗めで、カップルや女性には良し☆

石垣島といえば“食べるラー油”の聖地。その名を全国区に押し上げたのが、ここ「辺銀(ペンギン)食堂」。でも実際にお店に足を運んでみると……そこは、ただの“ラー油のお店”ではなかった!想像を超えてくる“島の食材×遊び心”のかたまり、まるで食のミュージアムのような体験が待っていました。

まず目当ての「ジャージャンすぱ」は、石垣島産の“食べるラー油”が主役のようでいて、実はきちんと“料理”として成立している完成度の高い一皿。ピリッと香ばしく、肉味噌に絡む甘みと辛みのバランスが秀逸。ラー油の辛さというより、“香り”で魅せる一皿。見た目はエスニック、味わいは中華+島の風が吹くような不思議な余韻。麺にしっかり絡んで、するする進む。

そこに合わせたのが「野菜グァバと胡桃のサラダ」。え、グァバってあの果物?と思いきや、野菜バージョンらしく、シャクシャク食感で瓜のような、メロンのような……でも青くささは一切なし。胡桃のコクと相まって、まるで“島の初夏”を食べているかのような爽やかさ。ここでしか食べられない感、強し。

さらに映え度抜群の「5色の島水餃子」!ウコン、イカスミ、クロレラ、小麦粉、赤ピーマンで色付けされた皮が美しく、まるで工芸品。食べるのがもったいないと思いつつ、一口頬張れば、もちっとした皮とジュワッと旨味たっぷりの島素材餡が弾ける。テーブルに置かれた“辺銀3種の神器”――にんにく油・黒酢・食べるラー油で味変しながら食べる楽しさもまた格別。

そして、記憶に残るのが“芋のお好み焼き的な何か”。メニュー名があやふやになるほど、インパクトのある一皿。サクサクの千切り芋を土台に、香ばしく焼かれた表面はまさに“島風お好み焼き”。素材の甘みが引き立っていて、どこか懐かしいのに初体験。これ、なんて名前だったんだっけなぁ〜と、思わず再訪したくなるほど印象的。

店内は天井が高く、木を基調にしたモダンでおしゃれな空間。島のカジュアルさと都会的なセンスが融合したような内装で、まるでリゾート地の隠れ家レストランのよう。スタッフの方々も朗らかで親切、観光客にも地元の常連さんにもやさしい距離感で対応してくれました。

このお店で特に嬉しかったのは、「食べるラー油」だけじゃなく、石垣島の多彩な食材と文化を、遊び心たっぷりに表現していること。レビューとしても、“食材の新しい表情”に出会える、知的で楽しい食体験として、強くおすすめしたいお店です。

 

辺銀食堂 の店舗情報
電話番号  
営業時間 只今、臨時休業中です。

詳しくは公式HPなどでご確認ください。

木曜、金曜、土曜/19:00~(完全予約制、前日17時まで要予約)

定休日 毎週月曜日 毎週火曜日 毎週水曜日 毎週日曜日
住所 沖縄県石垣市大川199-1
ホームページ http://penshoku.com/