毎年この季節になると、「ああ、あれを食べなきゃ始まらないな」と思わせてくれるのが、すき家のダブルニンニク牛丼。今年も迷わずオーダーしました。丼の上にこんもりと乗るのは、香り立つニンニクの芽と、カリッと揚がったフライドニンニク。この二つが合わさることで、食欲スイッチが一気にオンになるのです。
まずはニンニクの芽。青々としてシャキッとした歯ごたえが心地よく、噛むたびにじわっと広がる自然な甘みがあります。そこに追いかけるように現れるのが、フライドニンニクの香ばしさ。こちらはカリカリの食感の中に、熟成したような深い甘みがあり、芽の爽やかさとはまた違う甘さで、口の中でバランスを取ってくれます。
さらに特製のタレにほんのり仕込まれた辛味が、全体の甘さを一段と引き立ててくれるんです。この甘さと辛さのコントラストがクセになる。レビューとして一言でまとめるなら、「食欲に火をつける丼」でしょうか。スプーンでも箸でも、どちらで食べても止まらなくなります。
もちろん、うちでは家族で分け合うのも恒例。辛味のある部分は私が担当し、子どもには肉と白米、玉ねぎの甘い部分をおすそ分け。牛丼のタレがしみた玉ねぎは柔らかくて甘く、ご飯と一緒に口に入れると、思わず笑顔になってしまう優しい味です。こうして大人も子どもも楽しめるのは、このメニューの魅力のひとつ。
店内は明るく、カウンター席からテーブル席までコンパクトにまとまっていて、短時間でさっと食事を済ませたい人にも、家族連れにも便利な空間。スタッフさんは動きがテキパキしていて、ピークタイムでも提供までが早いのがありがたいです。
何より嬉しいのは、期間限定とは思えない安定感のある美味しさ。今年も変わらず「この味が帰ってきた！」と実感できたことが、食べる側にとっては一番の喜びです。次は温玉を追加して、まろやかバージョンを試してみるのもいいかもしれません。
| 電話番号 | |
| 営業時間 | 4:00～翌3:00 |
| 定休日 | 無休 |
| 住所 | 東京都葛飾区小菅4-10-2 |
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