下町コッペパン屋☆種類が豊富♪ ベリー好きなので、ラズベリーとストロベリーをチョイス☆130円とかだった気がする。
安! 一口でできるだけ頬張る。
幸せ♪ ガラガラ引き戸の駄菓子屋みたいな昭和のパン屋さん。
風情がある。




「タンバリン」は、京成立石の商店街から少しだけ路地を入った場所にある、昭和レトロな空気をまとった小さなパン屋さん。ガラスケースにずらりと並ぶコッペパンの姿は、子どもの頃に通った学校帰りのパン屋を思い出させてくれるあたたかさがあります。
今回いただいたのは、コッペパンのラズベリーとストロベリー。どちらもふかふかで軽やかな生地に、たっぷりのベリージャムが贅沢にサンドされていて、口に運ぶと小麦の香りと甘酸っぱさが一気に広がります。特にラズベリーは、粒感がしっかり残っていて果実味が力強く、甘みだけじゃない爽やかな酸味が印象的でした。ストロベリーはなめらかなペースト状で、いわゆる“苺ジャムパン”の懐かしい味にひとひねり上品さを足したような感じ。食べていると、しっとり柔らかなコッペパンとジャムが一体になり、最後の一口までバランスよく楽しめます。
他にもピーナツバターやあんバター、たまご、コロッケなど種類が豊富で、何を選んでも心がほどける味わいだろうなと感じさせてくれるラインナップ。つい「今日は何にしようかな」と迷ってしまいます。次はお惣菜系のコッペパンにも手を伸ばしてみたい気持ちがむくむく湧きました。
店内は昭和の喫茶店を思わせる木目の棚と、ちょっと色褪せたメニュー札がぶら下がる素朴な造りで、気取らない空間がとても居心地いい。テイクアウト中心ですが、ベンチが置かれていて、できたてをその場で頬張っているお客さんもちらほら見かけました。お店の方は親しみやすい笑顔で、注文の際も一言二言やさしく声をかけてくださるので、初めてでも緊張せずにいられます。
個人的にいちばん嬉しかったのは、ひとつひとつ袋に入れてくれるときに「どちらがラズベリーでどちらがストロベリーか」を丁寧に説明してくれたこと。こういう心配りって、小さいようでいて大きいなと思います。
このお店のコッペパンは、ただの「昔懐かしいパン」ではなく、ちょっとだけ特別感があるおやつ。気軽に立ち寄って、ふんわり甘い時間を過ごせる素敵な場所です。しっかりとしたレビューを書きたいと思わせる、そんな魅力が詰まっていました。
| 電話番号 | 03-3691-8455 |
| 営業時間 | [全日] 09:00〜19:00 |
| 定休日 | 無休 年末年始 |
| 住所 | 東京都葛飾区立石7-10-2 |
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