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Webディレクターの食べ歩き/1981年生まれがラーメンやB級グルメをレビュー

市場めし とくだ屋|まぐろ希少部位丼!とろける脳天♪炙り頬肉

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足立市場の中にある「市場めし とくだ屋」でいただいたのは、なんとも贅沢な「まぐろ希少部位丼」。価格は2000円と決して安くはありませんが、内容を知れば納得、むしろお得感すら感じる一杯でした。脳天、頬肉、顎肉、喉といった、普段なかなかお目にかかれない部位が豪快に盛られた丼は、見た瞬間に気持ちが高鳴ります。


まずは脳天。口に入れると“とろっ”と溶け、まぐろの脂の甘みが広がる瞬間に思わず目を閉じてしまうほど。中トロや大トロとはまた違う、濃厚ながらもくどさがなく、柔らかい余韻を残すのが印象的でした。頬肉は軽く炙られていて香ばしさが加わり、噛むほどに旨みがじゅわっと溢れる。焼き魚のような香りと、生のまぐろの瑞々しさのバランスが絶妙で、箸を持つ手が止まりません。


顎肉は小さく切られていて、ご飯との相性が抜群。脂が程よく絡み、一粒一粒のご飯がまぐろの旨みをまとってリズミカルに消えていきます。喉の部位は赤身感がしっかりと残っていて、見た目の通りシャープな旨みが楽しめました。同じまぐろでも、部位ごとに性格がまるで違うのが面白く、丼の上で小さな“まぐろ食べ比べ”をしている気分になれます。


味付けは出汁醤油をさらっとかけるだけ。このシンプルさがまた良くて、まぐろの個性を引き立てつつ、ご飯との一体感を演出してくれる。添えられたあら汁も嬉しい存在で、わかめと魚の身が入り、上品で澄んだ味わい。朝の体にじんわりと沁み渡り、丼の合間に口に運ぶと一層まぐろの旨みが際立ちます。


市場内のお店なので、朝の9時過ぎに訪れてもすぐに席に着けるのはありがたいところ。子供を保育園に送った帰りに、ふらりと立ち寄れる市場めし。お客さんがまばらな時間帯は、のんびりとした空気が流れていて、まるで市場を独り占めしているような感覚すら覚えました。


店内は市場の活気を感じさせつつも清潔感があり、カウンター席もテーブル席も用意されているの。


市場ならではの鮮度と希少性を同時に味わえる「まぐろ希少部位丼」。これは食の楽しさを再確認させてくれる一杯で、私の中でも強烈な印象を残しました。レビューとしても非常に満足度が高い体験で、次は他の魚料理も食べてみたくなります。足立市場に立ち寄るなら、ぜひ候補に入れてほしいお店です。

PayPayが使えた。

 

市場めし とくだ屋の店舗情報
電話番号 03-3879-2805
営業時間

月・火・木・金

    09:00 - 15:00

    08:00 - 15:00

定休日 水・日・祝日
住所 東京都足立区千住橋戸町50 足立市場内
ホームページ

https://www.instagram.com/tokudaya.109daya