
浅草の裏通りに突如現れる、不思議な名前のお店「どんまるてぃん」。その外観はまるで秘密基地のようで、看板のフォントも独特。気になって入ってみたら、そこは“ペルーと日本のカルチャーが絶妙に混ざり合う”、エキゾチックな酒場だった。
この夜いただいたのは、「ピスコ・プロ」。ピスコと聞いてピンとくる人はなかなかの南米通。そう、これはペルー原産の蒸留酒・ピスコをベースにしたカクテルで、どんまるてぃん流にアレンジされた一杯だった。
まずグラスが運ばれてきて驚いた。見た目はすごくスタイリッシュで、ライムピールのような柑橘の香りがふわっと立ち上る。その瞬間、もう虜。
口に含んでまず感じたのは、ピスコ特有のぶどうのフルーティさ。そこにキュッとした酸味と、ほのかな甘みが重なって、まるで南米の風がふわっと吹いたような、爽快で情熱的な味わいだった。アルコール度数はそれなりにあるはずなのに、驚くほどスムーズに飲めてしまう。危険なやつだ、これは。
「どんまるてぃん」は料理もユニーク。和風アレンジのセビーチェや、キヌアを使ったおばんざい風の小鉢、さらにはペルー風唐揚げ(チチャロン)など、ついつい気になって頼んでしまうメニューが満載。浅草の下町情緒の中に、突如現れるこの南米×和のカオス感、クセになります。
内装もおしゃれで、ペルーの民族布がさりげなく使われていたり、カウンターには現地で買い付けたという陶器の小物が並んでいたりと、異国感と親しみやすさがちょうど良いバランス。ひとり飲みにもグループ飲みにもハマる、包容力のある空間です。
ピスコ・プロのように、飲んだことのないカクテルに出会えるのも「どんまるてぃん」ならでは。次は「チチャモラーダ(紫とうもろこしドリンク)」のカクテルや、ペルーのビールも試してみたい。
かわいらしい日本語ペラペラのママ。コミュ力MAXか〜
浅草の帝王の行きつけの店に連れてきてもらいました。




| 電話番号 | 不明 |
| 営業時間 | [全日] 18:00〜24:00 |
| 定休日 | 無休 |
| 住所 | 東京都台東区浅草1-41-5 |
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