いきなり団子⭐︎桜♪300円 もっちり皮に芋あんが入ってるアイツです♪ 桜だけあって、皮にはほんのり桜感と塩味があった。
他にも紫芋とかもあった。
復活の熊本城天守閣を堪能し、わくわく座を経て食べ歩く。
おもてなし隊的な兄さん達の刀の演舞も観る。
前の旅行でも桜の小路は来たな〜思い出します。



熊本の名物「いきなり団子」をいただくなら、やはり専門店の力が光るお店で食べたいもの。熊本城のふもと、桜の小路にある「いきなりやわたなべ」は、そんな期待に応えてくれる場所でした。今回いただいたのは春を感じさせる「いきなり団子(桜)」。見た目は素朴なのに、ひと口かじった瞬間に皮のもっちり感と桜の香りがふわっと広がり、思わず笑みがこぼれました。皮にはほんのり塩気があり、そのおかげで中に詰まった甘い芋あんとのバランスが絶妙。甘すぎず、重たすぎず、最後まで飽きずに食べられる仕上がりです。
中の芋はしっかり厚切りで、ホクホクとした食感が楽しめます。その自然な甘さに、こしあんがしっとりと寄り添い、噛むたびに「和菓子っていいな」と改めて思わせてくれる味わい。桜の香りが控えめに後を引くので、春限定の特別感を存分に感じられます。レビューとして伝えるなら、桜の風味が前に出すぎず「季節を感じさせながらも普段着のように食べられる一品」だということ。これなら観光の合間のおやつにもぴったりだし、お土産にも間違いなく喜ばれるでしょう。
お店には桜以外にも「紫芋」や「よもぎ」など、素材の違いで楽しめるバリエーションが並んでいて、選ぶ時間すら楽しい。定番の白皮に黄金色のさつまいもを包んだものもあり、地元の人にも観光客にも愛されているのが伝わってきます。
店内は熊本城の観光ルートに馴染む和の雰囲気で、外観は歴史ある城下町のイメージに溶け込む造り。イートインできる小さなスペースもあり、温かいまま頬張ることができるのがうれしいポイントです。スタッフの方も観光客に慣れていて、笑顔でテキパキと対応してくれるので、短い立ち寄り時間でも気持ちよく過ごせました。
客層は家族連れや観光客が中心で、皆さん手にいきなり団子を持ちながら嬉しそうに写真を撮っている姿が印象的。地元のおばあちゃん世代が買いに来ているのもまた、このお菓子が生活に根付いている証拠だと感じます。
このお店で特にうれしかったのは、持ち帰り用だけでなく、その場で蒸したてを味わえること。やはり団子はできたてが一番で、湯気とともに立ちのぼる芋とあんの香りは格別でした。次は紫芋やよもぎにも手を伸ばしてみたいし、季節ごとの限定品があればそれも試してみたいですね。
熊本城を訪れたら、石垣や櫓の美しさと一緒に、この素朴で奥深い甘味もぜひ体験してほしいと思います。観光と食が自然につながる、まさに熊本らしい時間を過ごせました。
| 電話番号 | 096-346-0247 |
| 営業時間 | [全日] 09:00〜19:00 12月~2月は18時まで |
| 定休日 | 無休 |
| 住所 | 熊本県熊本市中央区二の丸1-1-2 |
| ホームページ | http://www.ikinariya-watanabe.com/ |