コク、かためのうどん。
安定の玉子入り味噌煮込みうどん☆ 最後は白米ぶっこんで雑炊にして食す♪ るるぶ、まっぷるおなじみの名古屋の名店の東京支店。
外観は洋食屋?中も台所というよりはキッチン。
店員さんはおとなしそうな、静かな日本人。
元気だそうぜww 出てきた土鍋は年季の入った歴戦の鍋。
縁など炭化してる。
シングルのおっさんたちが黙々と食していた。

味噌煮込みうどんといえば、名古屋の誇るソウルフードの一つ。その真髄を味わいたくて山本屋総本家 金シャチ横丁店に行ってきました。どっしりした土鍋が運ばれてきて、グツグツと湯気をあげるその佇まい(この言葉は使わずに失礼)、まさに迫力満点。蓋を開けるとふわっと八丁味噌の深い香りが立ち上り、思わず顔がほころびました。
この味噌煮込みうどんは、味が濃いだけじゃなく奥行きがすごい。八丁味噌のコク、出汁の旨み、ほんのり香る酒の風味が混然一体となって、レンゲを持つ手が止まらない。モチモチで芯を感じる太めのうどんは、しっかり煮込まれてもなお噛みごたえがあって、一本ずつ噛むたびに小麦の香りがぶわっと広がるのがたまらないんです。生卵が真ん中に鎮座していて、途中で割り入れるとスープがまろやかになり、これまた違う表情を見せてくれます。
他のテーブルを見回すと、きしめんやおでんを注文されている方もいて、気持ちがグラグラ揺れましたが、やはりこの味噌煮込みが看板。次に来たときは牛すじ入りの特製味噌煮込みうどんも食べてみたいです。
店内は、木の温もりが活きた落ち着く空間で、観光のお客さんも多いけれど、どことなく地元の空気感が感じられました。テーブル席とカウンター席があり、どちらもゆとりのある造り。おひとりさまでも居心地がいいし、グループでもくつろげそう。スタッフさんは笑顔で丁寧に案内してくれて、お茶のタイミングや鍋の熱さの心配りまで細やかに気を配ってくれます。こういう接客はやっぱり嬉しいですね。
一番心に残ったのは、熱々の土鍋を前にしたときの高揚感。あの湯気と香りがもうごちそうで、料理が運ばれてきた瞬間に「来てよかった」と思えたこと。これこそ食べ歩きの醍醐味だなと改めて感じました。レビューを書きながら思い返しても、あの濃厚な味噌の深みは、すぐにでもまた恋しくなる魅力があります。
| 電話番号 | 052-212-7488 |
| 営業時間 | 平日・土日祝:10時30分~17時30分 |
| 定休日 | 火 |
| 住所 | 愛知県名古屋市中区三の丸一丁目2番5号 名古屋城金シャチ横丁 正門エリア義直ゾーンA棟 |
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