








銀座のど真ん中、なのに気取らず、財布にもやさしい庶民派居酒屋「さくら水産 東銀座店」。昔ながらの昭和感とともに、良心価格で海鮮三昧できるこの店で、怒涛の“ちょい飲みごちそうコース”を満喫してきました。
まずは主役級の「マグロ三点盛り」から。赤身、中トロ、中落ちがバランスよく盛られ、見た目も立派。赤身はスッキリした旨み、中トロは脂の甘み、中落ちは濃厚でトロける食感。スーパーの刺身と一緒にしてはいけません。どれもがちゃんと“酒に寄り添う”仕上がり。価格からは想像できないクオリティで、この一皿だけでもうメガハイがすすむすすむ。
「もっちチーズ揚げ」は名前どおり、モチとチーズの禁断コンビを油でカリッと揚げた反則メニュー。齧るとモチがぐにゅ~、中からチーズがトロォ〜。ビール党にもハイボーラーにも響く一品。
「焼きそば」はもっちり太麺。ほんのり焦げ目とソースの香ばしさが後をひく。箸休めどころかメインを喰っていく勢い。
「紅生姜天」は個人的に一番驚きがあった品。こんなジャンクなのに、衣が軽くて香ばしく、紅生姜の酸味と辛みがまさに天才的アクセント。こういうB級っぽいメニューが、妙に丁寧な揚げ加減で出てくるのがさくら水産の良さです。
脂がたっぷり乗った「胡麻サバ」も外せない。ねっとりとしたサバの身に、香ばしい白ごまと甘辛いタレが絡んで、もうこれだけでハイボール2杯いける。レビューで見て気になっていたんですが、想像以上に“刺身のレベル”が高くて嬉しかった!
そして「イカ唐揚げ」。小さめサイズに切られていて、衣が軽くてサクサク。イカは柔らかく、噛むほどにじわっと甘味が出るタイプで、味濃い系の肴が続いた後でもホッとできる味でした。
座席はカウンター、テーブル、奥にはグループ向けの仕切りスペースも。サラリーマンのグループや、1人飲み客も多く、居心地の良さは抜群。スタッフさんもテキパキしていて、料理の提供もスムーズで気持ち良かったです。
ここで特に嬉しかったのは、どの料理も「安いのにちゃんとうまい」こと。見た目以上にボリュームがあって、チープさを感じさせないんです。たとえば焼きそばや紅生姜天のような“つなぎ”の品でも、妥協せずに作られているのが伝わってきて、食べていて楽しいんですよね。
銀座でこのコスパと満足度。ちょい飲み~しっかり飲みまで全部対応できるのも魅力。定期的に通いたい、いや通うしかない。
さっちゃんとシゲチーさんとサクッと
| 電話番号 | 03-3544-6105 |
| 営業時間 |
月・火・水・木・金 11:00 - 14:00 16:00 - 23:30
土・日・祝日 16:00 - 23:00 |
| 定休日 | |
| 住所 | 東京都中央区銀座5-15-18 銀座東新ビルB1 |
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